沖縄版 相続税の実際 改訂版 シーブングァー
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シーブングァー(おまけ) 御獄(ウタキ)の評価減
沖縄の信仰を理解するためのキーワードのひとつに御獄がある。
御獄は、通常樹木が繁りこんもりとした森になっている空間になっている所に多く、各村落には数ヶ所の御獄が存在している。
村落の祭はここを中心にとりおこなわれ、聖なる場所として、人々の信仰の場所である。
本土の神社とは異なり、拝殿や本殿に相当するような建造物がないのが普通で、香炉や石などが神の所在の目印になっていることが多い。
御獄の周辺は聖なる地域となっており、御獄の隣接地は忌みのある場所として、敬遠されがちである。
宅地の評価として、利用価値が付近にある他の宅地の利用状況からみて、著しく低下していると認められている宅地の評価額は、10%の評価減が認められている。
評価減ができる理由の1つに「騒音・日照阻害・臭気・忌み等により、その取引金額に影響を受けると認められているもの」とある。
近年、宅地造成が進み遠くにあった御獄が住宅地のすぐ側までせまっている。
その御獄の隣接地が、利用価値が著しく低下している土地として認められた場合に、評価減が可能となる。聖なる場所が今では評価減の対象とされている・・・・・・。





