税理士法人ダイヤモンド経営
株式会社キャリア総研
株式会社ダイヤモンド経営
HOME >> 事業承継コンサルティング > お知らせ > こういうことがありました。
事業承継コンサルティング

こういうことがありました。

2011年08月26日
「老後の面倒をみる人に嫌われたくない!」
遺言公正証書を作成して、二日目の出来事です。
突然、電話が鳴り出しました・・・遺言書公正証書を作成した80歳代の甲さん、本人からの着信です。甲さん曰く、先日作った遺言書にギモン、不可解なことがあって、夜も眠れなくなった・・・・助けてほしいとのことです。電話の向こうで、声も弱々しい・・何事が起きたのか?ビックリして、とりあえず駆けつけることにしました。
 青ざめた、甲さん「申し訳ない、もう一度自分の考えを聞いてほしい」と、涙ながらに語った一言「これから老後の面倒を見ていく長男夫婦、特に嫁にお世話になるので、全財産を長男夫婦に相続させたい、他の相続人に財産を分配することは考えていない」とのことです。

 甲さんには、奥さんと、子供6名の相続人がいます。子供達は全員結婚し、甲さん夫婦も元気に悠々自適な生活を営んでいました。その矢先です。甲さんが病気になり、精神的にも不安定になったのでしょうか、「これからの老後のことが心配になった遺言書を作成したい」との相談です。私も賛同し、甲さんの遺言書の作成に協力することになりました。

 高齢者が作成する遺言に共通する思いは「老後の生活の面倒をみる人、たとえ他人であっても、財産をその人に残してあげたい」というのが人情であると思います。しかし、現在の法律は「諸子均分相続」となっていて、時として、思い通りにならないことがあります。解決方法の一つとして、遺言書の作成がありますが、高齢者の心の根底にある全てのものを解決することはできません。

 甲さんは、事業承継者である長男に相続時精算課税制度等を利用して、自社株式の全てを移転していました。先日、作成した遺言書は、その他の財産(現預金)は、遺留分のことも考慮して、長男以外の相続人で分割するこすることが内容になっています。
 甲さんの了解のもと、長男に遺言書の内容を開示しました。昔の「家督相続」のようにはいかないよと、遺留分を考慮して作成した遺言書に長男も賛同し、甲さん夫婦も納得して頂きました。
 甲さん、私の気持ちを分かってほしいと一言、「全部の財産を長男夫婦に相続させたい、特にこれから生活の面倒をみていく嫁に残りの財産を託したい」とのことでした。

 高齢者は、これから生活の面倒を見ていく人に、「気にいってもらいたい、大切にしてもらいたい」との、希望と不安が入り混じった心の叫びがあります。
「老後の生活の面倒をみる人に財産を残したい」その思いは、家督相続とか諸子均分相続とか遺留分とかは関係ありません。
 心の叫びを理解できる税理士でありたいと、甲さんの自宅を後にしました。
税理士法人ダイヤモンド経営 無料診断以外に更に詳細な分析と診断を承りますので、弊社までメールかお電話でお問い合わせください。
那覇事務所

那覇事務所

那覇市松山1丁目32番7那覇久米ビル2階
[地図を見る]

那覇事務所 TEL/FAX
浦添事務所

浦添事務所

浦添市宮城1丁目35-10 2階
[地図を見る]

浦添事務所 TEL/FAX
北谷事務所

北谷事務所

北谷町字伊平262-1
[地図を見る]

北谷事務所 TEL/FAX

お問い合わせはこちらから